検索フォームを開く

第16回作品ときめき想造展結果

受賞作品

最優秀賞

  • 人物像(泣き笑い今年は私)

    泣き笑いシリーズ3回目は自画像
    大きく表示

    人物像(泣き笑い今年は私)

    設楽 順子

    最優秀賞

優秀賞

区長賞

社会福祉協議会会長賞

審査員特別賞

アゼリア賞

講評

豊島としま区長くちょう職務しょくむ代理者だいりしゃ 豊島としま副区長ふくくちょう
齊藤さいとう 雅人まさと

第16回を数える今回のときめき想造展も、多くの方からの応募がありました。新型コロナウイルスの流行により、新しい生活様式での生活が長く続く中でも、出品者の皆さんは芸術への情熱を絶やすことなく、力強い作品を作り続けています。また、このときめき想造展に出品することを目標に作品制作を続けられている方が多くいると聞いています。ここに、ときめき想造展を続けることの意味を改めて感じております。
今後、障害のある方たちの活躍の場として「ときめき想造展」がさらに発展し、「国際アート・カルチャー都市」の実現を目指す豊島区において大きな役割を果たしていくものと確信しております。
また、豊島区は、誰一人取り残さない社会の実現を目指し、経済・社会・環境の諸問題を統合的に解決しようとするSDGsの理念に基づき、目標に向けた取組の一つとして、障害者を含めた文化事業を進めております。
これからも豊島区は障害のある方の文化・芸術活動を通じた社会活動を促進することで、“文化と福祉の融合”を推進していきます。

豊島としま区民くみん社会福祉しゃかいふくし協議会きょうぎかい会長かいちょう
寺田てらだ 晃弘あきひろ

力作の中で私が選んだ作品が全て賞に入り、とてもうれしく思っています。昨年と同様に作者が誰か見えて、とてもむずかしい選択だったと思う。しかし、自分の目を信じて社協賞を川村さんの「色のものがたり」に決めさせていただいた。あわい色づかいと優しい面がふんわりとして、またオレンヂ色が心を静めてくれるように感じた。まだまだ賞に値する作品が多くて、残念な思いで筆を置きます。

日本にっぽんチャリティ協会きょうかい
瀬川せがわ 乙女おとめ

どの作品も作者の思いや楽しさが表現されていて観る人々に伝わり共有出来るのでは。特に最優秀賞、優秀賞の作品は独創性や緻密、努力が感じられすばらしかったです。としまアート教室の作品はポップで明るい作品が多く教室の楽しさが表現されています。

審査員しんさいん

久しぶりの障害者展、気持ちが高ぶっています。随分長いこと審査員として拝見して、楽しませていただいて、でもコロナ禍で皆、気持ちが落ち込んだりの時期、皆様の作品は変わることなく自由に生き生きとして、嬉しいかぎりでした。出来れば、もう少し大きい作品に出会いたいとも思っています。グループ活動、共同制作などです。

原田はらだ 恭子きょうこ美術作家びじゅつさっか

コロナ禍の中で、今回展の出品作は、個性溢れた力作がよせられたことは、大変嬉しく、心強く存じます。絵画の色彩の豊かさ。造形部門の立体感。又、グループでの制作された協調性など魅力的な作品が多く今後に期待されます。これからも新しい発見に挑戦されますことを願って止みません。

ほり 吉光よしみつ書家しょか

世の中の空気が少しずつ変化する中、今年は会場での展示開催がかない、とても嬉しく思います。皆さんの作品から制作する事の喜びとエネルギーを皆さんの作品1点1点から感じることができました。今回も力作多く、審査はとても白熱しました。皆さんの作品を多くの人が鑑賞し、そこから様々なことを受け取ることができるように願っています。

本間ほんま じゅん美術作家びじゅつさっか

最優秀賞の「人物像(泣き笑い今年は私)」は個性溢れる感情の表現で、観る者を圧倒する魅力的な作品です。障害の有る無しに関わらず、人の持っている力強い魂に共感出来、ご本人、設楽順子さんの今後の連作を期待します。
私からのアゼリア賞は、木版画の「はなび」です。作者の桜井めぐみさんの「はなび」は純粋な喜びと、活き活きとしている息づかいを感じられ、気持ちの良い刷りの仕上げも素晴らしいです。
受賞まで至らなかった皆さんも1点、1点素晴らしいですので、また創作を続けて発表していただければと思います。

白木しらき ゆり (美術作家びじゅつさっか

応募作品一覧

(作者名五十音順)